今からおまけ中国史です1.5 長江の文明
今からここは中国史です1.5
長江の文明
中国史①で話した通り、前5000年〜前4000年頃から黄河で文明が起きた、という話をしました。
しかし、真実はいつもひとつですが、中国の川は二つです。
川の周りに文明有り!長江にも文明がありました。
前5000年頃から「河姆渡文化」
前3000年頃から「良渚(りょうしょ)文化」
また、前16世紀頃〜前11世紀頃でお馴染みの「殷」が盛り上がり青銅器をやんややんやと使っていた頃、四川でも
「三星推(さんせいたい)文化」が起きていました。
こちらも青銅器なのですが、なかなか性格の違う特徴的なスタイルをしています。
ドーン
「特徴的」のベクトルがすごい
父曰く、会社で四川出身の人がいるんだけど、会った時、「こ、こ、こいつにそっくりやー!」って心の中でザワついたらしい。
四川の位置も東南アジアやらそっちのほうにやや近付くし、これを作った人も大袈裟にしたとかでなく身の回りの人を純粋にそのまんま現した顔だったのかもしれない?
こちらは四川の博物館で見られます。
四川に旅行した際、この三星推の青銅器が見れる博物館に行くことも考えていたのですが、都心から思ったより遠い北にぽつんとあった為断念、無念!
しかし、この辺の文明、世界史全般であまり触れられません。その後の発展に繋がらないから?もう少し調べてみる必要がありそう。
そして、前も行ったけどいつか別枠で土器陶磁器研究をしようと思う!
以上!
参考、引用
山川出版社 木下康彦、木村靖二、吉田寅編『諸説 世界史研究』
浜松書店 浜松書店編集部編『世界史詳覧』